理事長所信
一般社団法人 新宮青年会議所
第53代理事長 和田 祐幸
【はじめに】
新型コロナウイルスの感染拡大が世界的な流行を見せて3年の月日が流れ、私たちや地域住民の生活様式は大きく様変わりすることとなり、仕事や友人たちとのコミュニケーションのあり方、青年会議所運動のあり方についても制約を余儀なくされました。このような時代だからこそ、原点に返り「明るい豊かな社会の実現」に向けて メンバー一人ひとりがJC運動の本質や地域社会の課題について考え、時代に合わせて私たちも挑戦していく必要があるのではないでしょうか。長きに亘り脈々と光り輝いてきた新宮青年会議所は、混沌とした社会情勢をも打ち砕く品格ある地域社会のリーダーを創出する団体として、地域の課題解決を行い私たちが目指すまちづくりに挑戦して参りましょう。
【会員拡大・育成について】
新宮青年会議所では、卒業生の増加や会員拡大の成果が恵まれていない状況が続き、会員は減少傾向にあります。更に本年度新宮青年会議所を引率してきたメンバーが卒業を控える中、会員拡大は急務な事業となります。従来の会員拡大を見つめなおし、会員拡大成功事例を検証し、新しい会員拡大の手法を学び実行していく事に大きく舵を切るべきではないでしょうか。理念を共にする仲間が増える事で、会員の資質が上昇し、全ての会員がLOMを担っていくリーダーとして成長することで、組織の絆はより強固になると確信します。
メンバー全員で拡大に励みましょう。
【総務広報について】
例会運営はメンバーの意識統一の場であり一つひとつに意味があります。そのことをメンバー全員が自覚し、志を同じくするものが相集う機会を大切なものとして捉えることで、メンバーがJAYCEEとして自覚し、組織をより強固なものに成長させます。また、私たちがまちづくり事業をするにも拡大事業をするにも広報が無ければ何をやっている団体であるかを世間は知ることが出来ません。SNSやホームページを屈指した活動報告は、私たちのPRとなり組織の発展に繋がります。
メンバー全員で新宮JCをPRしていきましょう。
【まちづくりについて】
近年、人口の流失や不安定な社会情勢は人々の繋がりが薄れさせ、利他の精神すら育まれなくなって参りました。私たちの活動拠点である熊野地方は雄大な大自然と世界に誇る悠久の世界遺産が多く存在します。先人たちが愛してやまない熊野を世界に発信し、都会にない美しさや田舎でしかない成長の機会を通して、未来ある子どもたちが故郷を振り返ることの出来るまちづくりを行う事こそ、利他の精神に溢れる持続可能なまちづくりになると確信します。
メンバー全員で地域社会の課題解決を実行しましょう。
【結びに】
私が青年会議所に入会させて頂いた時、一人の先輩から「やってないのに出来ないって言うなよ。一緒にやってみようよ」という言葉をかけて頂きました今、私の行動を振り返った時、この言葉通りに活動していたか問われると自信はありません。出来の良い会員であるかと言われるとそんな事もありません。一人の新宮青年会議所メンバーとして、信じあう仲間とともに地域社会の課題と新宮青年会議所にある課題を解決し、明るい豊かな社会の実現に向け未来を切り拓くJAYCEEの一人として仲間とともに挑戦してまいります。
スローガン

重点事業計画
1・会員の増強
1・まちづくり事業の開催
1・青少年育成事業の開催
1・会員開発セミナーの開催
1・会員交流事業の開催
1・組織力の強化
1・例会事業の開催
1・地域への情報発信
1・新たな組織運営
1・他団体への協力
1・その他派生する事項